シーズヒーターの構造や用途はどんなものがあるのか?

シーズヒーターは気体や液体などの被加熱物にも直接触れて加熱する構造が組めるものです。そんなシーズヒーターの構造や加工による用途の幅広さをご紹介いたします。

シーズヒーターの構造や加工

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発熱線は様々な種類がありますが、簡単な構造で低コストで生産できるのが裸発熱線です。ですがこの裸発熱線、発熱線部分が露出しており特になにも守られていない構造となっており、生産も簡単で低コストですがすぐに破損してしまうなどの問題もあります。
また電気が流れる部分がそのまま露出しているという点から漏電や感電の心配もあり、そのまま使用する場合注意する必要があります。
ドライヤーの中を除いてみると赤く発光している部分がある場合がありますが、この赤く発光している部分がこの発熱線で、裸発熱線の場合水に濡れたり空気に触れているうちに酸化していってしまうのであまり長持ちする製品とも言えません。
裸発熱線のように消耗品扱いで問題ない製品ならよいかもしれませんが、製品単価自体が高いものの中に組み込まれる場合、この裸発熱線ですとすぐに修理が必要になってしまう場合があります。
その分それはあまりコスト的によいものとはいえず、どんなものでも長持ちして買い替えや修理の頻度が少ないものが理想です。
そんな製品にこそシーズヒーターがおすすめの発熱線といえます。
シーズヒーターとは鞘で包まれたヒーターという意味で、発熱線を鞘で保護されている状態のことをいいます。
この鞘の部分は材質が様々で、用途によって変わるものとなっており単なる絶縁体からアルミ鋼など材質を使用したい用途に合わせて使用するので、液体に直接投げ入れるという電気を通して発熱する加熱器としては本来感電、漏電などの心配があることもこうしたシーズヒーターなら可能なこととなっています。
またシーズヒーターは折り曲げ、巻き加工など形状加工が簡単なのも特徴であらゆる用途にあわせて加工が簡単です。
そのため投げ込み型、パイプ型、ホットプレート用巻き型などさまざまな形に変えることができる上に、絶縁体やアルミ鋼、ステンレス鋼などにより守られているので空気に触れて酸化することもなければ液体がかかっても故障する心配がありません。
使用する環境によってこの鞘を変えればどんなところにでも利用できるシーズヒーターは家庭でも産業の現場でも積極的に利用されています。
生産コストも低く、製品化する場合家庭用暖房機器などは少々割高にはなってきますがシーズヒーター自体の品質はそのままです。
一度購入したらその後10年以上利用しても破損することなく問題なく利用できている時もあるほどに長寿命となっています。
周りに絶縁体を施すだけでも相当な凡用性、そして安全性を確立しているシーズヒーターは家庭用暖房機器としても活躍し、浴室でのスポット暖房から、また遠赤外線の放出量も高いので厳しい冬を耐えるのに必要不可欠な暖房機器としても活躍しています。
またほかにもホットプレートや電気小型コンロなどにも使用されています。
感電などの不安が軽減されているので万が一子供部屋で使用していてジュースや水がかかってしまったという場合でも暖房機器自体は破損せず、そのまま利用できますので経済的にもおすすめです。
勿論家庭用だけではなく産業用としても利用しやすくなっており、また産業用として利用する場合は出来上がった製品として売り出しているシーズヒーターもありますが、それだけではなく特注品の依頼も受けているところもあります。
用途に合わせた形状やシーズの材質まで選定してもらえるので、もしカタログやホームぺージに載っていない場合直接問い合わせするのをおすすめいたします。

用途を選ばず、どんなところでもシースの材質次第で使えるシーズヒーターは定期的な買い替えや交換ではなく一度購入すれば長い間使える長寿命の発熱線です。
シーズヒーター内蔵の商品は家庭用、産業用、業務用問わず販売されており、買い手用の代表ですと電気ヒーターなど暖房器具にシーズヒーターが使用されています。
漏電、感電の心配もなく暖房器具には転倒の際安全装置が働く仕様の商品も多いものです。シーズヒーターを使用した電気ストーブはこれら安全性と、またこの発熱体だからこそのメリットである劣化しにくさ、腐食しにくさを活かして長い間使い続けられる製品として活躍しています。
長い間使い続けられるというのは家庭用、産業用ともに共通してコスト面の負担を減らしてくれます。
季節限定の使い方でも、作業で使用するものとしても利用される機会がある加熱器や暖房器具はそれだけを意識して使うものではない場合もありますが日常に組み込まれやすい製品なので無いと困るものといえます。 立ち上げの速さなども重視されるものもありますが使っていく上で長い間使い続けていけるというのはおおきなメリットとなり、シーズヒーターはそれを満たしてくれる画期的な発熱体です。
またシーズヒーターは別の機器を用いての温度調節次第で様々な温度に調節可能です。
液体に直接入れての加熱、温風を送るための発熱源などとして扱われる場合でも温度調節が細かく行え、その製品に適した温度を発熱できるものとなっています。
中には細径シーズヒーターなどより細く加工しやすいシーズヒーターもありますがそれも同様で、また発熱の最も高い温度も400度と高い温度での発熱も可能です。
加工しやすい分直管で使われるよりも曲げたり巻いたり折ったり形状を変えて使われることの方が多いシーズヒーターは形状によって熱効率なども上がります。

熱源はその形によって熱効率などが大きくかわります。
直管で使用しているなどの熱源はどうしても熱の伝わり方にムラができやすい場合もありますが、さまざまな形状にできる上に遠赤外線の放出量が高いシーズヒーターは熱効率が良く、加熱に関して特に特化しているヒーターです。
加熱といってもただ温度が上がればいいというわけではなく、ただ温度が上がるだけでは熱がうまく伝わることもないのであまり意味がないのです。
環境によって適切な温度で利用し、また満遍なく熱を伝わらせるというのが大切となっていて、シーズヒーターはその条件をしっかり満たせる性質を持っています。
遠赤外線の力と加工によって熱の伝わり方を更に調節できるようにすれば効率よく発熱させることができます。 この特性をもったままで発熱線を覆う素材を使用用途によって適切な素材を選定できれば、高温の場所での使用も可能、液体加熱も気体加熱もシーズヒーターで全て補えるものとなります。
またシーズヒーターは抵抗加熱という電気での発熱が原理です。
抵抗で消費された電力は無駄なく熱に変換されますので効率がよく、無駄な電気を消費しない上に何かを燃やしての発熱ではありませんので排ガスや燃えカスがないのでクリーンさもシーズヒーターのメリットといえます。
家庭でも産業でも、燃料があるとその分臭いやその後のごみが懸念されるものです。
電気を効率よく消費して適切な温度を発熱できるシーズヒーターなら、燃料もないので手入れも簡単、ごみも出ず使用時に人にかかる負担はほぼないものだといえます。
電気代など気にする場面もあるかもしれませんが、抵抗加熱は電気の無駄が少ないので、省エネの面でも嬉しい発熱体がシーズヒーターです。
様々なコスト削減が強化されている現場にとってメリットが多い特徴が多数あります。